花がいい香りがするわけ　　敦賀アロマルーム『IRODORIいろどり』

2020.05.15information, アロマテラピー

こんばんは。
福井県敦賀市アロマセラピストの西尾由美子です。

先日、大好きな「クチナシの花」の鉢を見つけたので買いました。
とてもいい香りでうっとりしています。

公園の「クチナシ」はまだまだ咲きそうにないので、売っているものは少し早く育てているのかもですね。

そして、
玄関には「ユリの花」をちょうど飾っています。

花が開いた途端から家中がいい香りがしています。

この季節は沢山の花が咲いて、いい香りがあちらこちらから香ってきて、
本当大好きな季節です。

今、花は綺麗で緑も綺麗で、いい香りがする花が多くて、気持ちいいですよね〜〜。

花がいい香りがするのはどうしてでしょうか。ご存知ですか？

【花がいい香りがするわけ】

花は、私達のように自由には動けないですよね。
ですから、種を残す為に、目一杯アピールして、いい香りを出して虫や動物などを誘引しているそうです。
生き延びるために。
虫や動物を誘き寄せ、受粉を手伝ってもらうんだそうです。
それに、大切な事はできるだけ遠くの花と受粉する事。
遺伝的に似ていない花と受粉する事で、病気や環境の変化に対応できるように生き延びる工夫をしているそうです。
虫や動物に受粉してもらう為に、いい香りを放っているのだと。

また、反対に、葉っぱはというと、
葉っぱからでる香りは、虫などを遠ざける香りが多いのです。
虫にかじられると、虫が嫌な香り成分を放出したり、病気にならない為に自己防衛しているのだそうです。

これらは、
私達が活用させてもらっている精油の中でも、抗菌作用や防虫作用と言われている成分にあたる所です。

植物の工夫って、ホントすごいですよね。

こういった香り成分は、
精油として私達人間は恩恵を頂いています。

精油成分は、
これら花や葉っぱだけではなくて、色々な植物の色々な部分に蓄えているのですが、

それは、
植物が自身の生存のために工夫して作ったたものです。

私達人間が、その香り成分に気付き、
恩恵を頂いているに過ぎなくて、

大切に感謝して使わせてもらいたいですよね。

そんな気持ちが大切だと思っています。

それに、香り成分を作っている理由を知れば、

植物がか必ずしも「植物由来」だからと安心安全とは言えないですし、

乱用もしたくないですね。